大学生の株式投資

大学生が株式投資に挑戦するブログです

投資方針と参考にしているもの一覧

投資は個人の資産形成において重要な役割を果たすものです。賢明に投資を行うことで、将来の経済的な安定や目標の達成に近づける可能性があります。しかし、その一方で、不慎な投資はリスクを伴い、資産を危険にさらすこともあります。

私は投資を通じて資産を増やし、将来の安定を築くことに関心を持っています。この記事では、私の投資方針について詳しく紹介し、なぜ私が特定のアプローチを選んでいるのかについて語ります。

運用基本方針

負けにくい株をレバレッジをかけて保有する

負けにくい株とは

投資を成功させるためには、適切な銘柄の選定が不可欠です。私は、特定の条件を満たす銘柄を「負けにくい株」と考え、これらの指標を重視して投資を行っています。以下は、私が注目する5つの重要な指標です。

  1. PBR(株価純資産倍率) < 1:
    PBRが1未満の株は、現時点で持っている資産より株価が割安になっている状態です。日本株はpbr<1の企業が多く、理論上あり得ないぐらい割安になっている企業が大量にあります。この指標を最も重視する資産バリュー株投資が景気に左右されず負けにくい投資だと思っています。
  2. 過去数年間赤字なし:
    過去数年間に赤字を記録していない企業は、経済的に安定している可能性が高いです。自分が会社を買うと考えたとき赤字の企業を買いますか?買いませんよね。株とは会社の1部を保有することです。それ故に利益を安定して上げる企業は、投資家にとって魅力的な選択肢です。毎年の黒字によってしっかりとbpsが右肩上がりかも確認しています。
  3. PER(株価収益比) < 15:
    PERが15未満の銘柄は、相対的に割安と見なされます。この指標は、株価と利益の関係を示し、評価指標として広く用いられています。これは特別利益などで一時的に上がっている状態は含みません。
  4. FCF(フリーキャッシュフロー)大半の年でプラス:
    フリーキャッシュフローが大半の年でプラスである企業は、投資においてリスクを低減する要因となります。フリーキャッシュフローは企業の経済的な健全性を示す重要な指標です。
  5. 小型株:
    統計的に小型株は高いリターンをもたらすことが知られています。小型株は市場で比較的未発見の銘柄であり、機関投資家も入りにくいことから割安に放置されている銘柄があると考えます。
  6. 減配をしていない
    高い配当利回りは、投資家にとって安定感をもたらします。配当が支払われることは、暴落時安心できる材料となり、株主還元に積極的な姿勢も高評価できるポイントです。しかし、この条件でスクリーニングするのではなくいいと思った企業は基本的にこれを満たしています。
  7. 買収防衛策なし
    買収防衛策があると経営者が株価を上げるインセンティブを減らすことに加えてアクティビストの介入や敵対tobといった割安株のカタリストが起きる要素を減らしてしまうため買収防衛策がある企業は投資対象として外しています。

これらの方針を元にスクリーニングする際は、MIX係数<5を中心としています。この中でも買収防衛策や過去10年の収支(赤字なし)を確認した上で候補銘柄としています。しかし、単にMIX係数<5だからといって今年だけ何かしらの要因があり一時的に利益が増え、perが割安になっていることもあります。こういった銘柄を排除し定性的な分析をしてさらに絞り込んで購入しています。

さらに、バブルを回避するということを念頭に置いています。どんなにいい銘柄であっても急上昇している銘柄や話題になっている株には手を出さないようにしています。

レバレッジをかけるとは

年代が高くなればなるほど将来のことを考えリスクを少なくしなければなりません。私は大学生である事の最大の優位性は時間があることです。時間があるとは2つのことを意味します。1つは仕事をしている人より投資に割ける時間が大きいことです。2つめは資産形成の超早期であるということです。長い目で見ることができるため短期の値動きを気にせずリスクを大きくとり期待リターンを高くすることができます。そのため追証にならない程度信用取引を使い資産の1.5倍程度株式を保有しております。また上記と同じ理由で銘柄数を分散させるのではなく銘柄数を絞り、最も期待値が高いであろう銘柄にたくさんのお金を預ける事を今後は目指していきたいです。

参考にしている機関、人、サイト

  • 光通信BBHフィデリティ・ロープライスドストックファンド
    魅力的な投資対象と思ったら大株主の欄にすでにこれら機関が保有していることがよくありました。新たな銘柄を探す際、これらが保有している銘柄で検索する事もあります。
  • かぶ1000さん(@kabu1000)
    かぶ1000さんがきっかけでバリュー株を始めました。フルポジの考え方や銘柄の買い方など投資に対する姿勢等多くのことで参考にしています。
  • シーゲルさん  (@siegelist1)
    ネットネット株の未来というサイトを運営している方です。多くのネットネット株を紹介&ポートフォリオを公開しているためネットネット株の優位性を再度確認できました。銘柄選定の際にも利用しています。
  • ヘムさん  (@pygmy_hem)
    日々のツイートが図が多く詳細にわたって解説されているのでわかりやすく投資方針に関しても共感できるところが多いため拝見しています。ヘムさんの影響でアノマリー(割安株効果、小型株効果)を私の投資方針にも加えました。
  • バフェットコード
    簡易的な銘柄分析、スクリーニングをすることと、適時開示がまとまっているため非常に便利なサイトです。ファンダメンタル分析をしている人で知らない人はいないと思います。