大学生の株式投資

大学生が株式投資に挑戦するブログです

新しいnisaと信用取引のジレンマ

新しいnisaによって富裕層でない多くの個人投資家がnisaのみで(特定口座等使わず)資産形成をする事が可能となった。

 

しかし問題点が存在する。

nisa口座の株は信用取引の担保として使えないことだ。

信用取引は入門者には不向きなもののある程度理解している人ならうまく利用することで資産形成のスピードを速めることができる。

 

株の期待値はプラスであるため理論上レバレッジを最大限かけた方がリターンは大きくなる。注意すべきなのは追証である。追証とはある程度まで下落すると新たにお金を入金しない限り、強制的に決済されてしまうというものだ。

 

これによって信用取引は怖いという印象がある。しかし信用取引追証にならない程度で利用すれば株式市場のリターンの影響を最大限得られる。

 

そのような利点を持つ信用取引をnisaで運用してしまうと使えなくなってしまうのだ、

nisaを利用することでレバレッジをかけずに安定して税金を取られずに、利益の100%を得るか

特定口座を使いレバレッジを書け税金は取られるものの多くの利益を20%引かれながらを得るか

このジレンマが発生する。

 

これは多くの人にとっては前者の選択が最善といえる。

しかし、私は大学生であり市場に参加しているほとんどの人よりもばらつきを許容できる人間である。

 

ばらつき関係なく期待値のみでこの2つの選択を決めるとする。

特定口座+信用で仮に2倍のレバレッジをかけたとすると

2倍の利益 所得税、住民税等 金利

2*利益 ー 20%    ー 2.5%

nisa口座の時と比較すると

原資産pの利益をX%とする

2PX-0.2(2PX)-0.025P>PX

0.6Xー0.025>

X>0.04166

と変換でき年平均約4%以上のリターンを得ることができるとき期待値だけで見ると特定口座で運用した方がいいという結論になる。

 

この結果から大学生の内はあえてnisaを満額使うのではなく、信用を使うためある程度の金額は特定口座+信用で運用しようと思う。

そして、どのような不況時でも年4%以上狙えるポートフォリオを考えていきたい